着物を通して和の智恵を世界に伝える

國領満男

こくりょう・みつお / 京都市在住

有限会社 帯のこくりょう 代表取締役

出口光がメキキの会の素敵な仲間たちを紹介します!


いつでも着物を着ている國領さんは、京都の西陣で着物全般の卸売業の互福笑「有限会社帯のこくりょう」を、滋賀の瀬田で「きもの喜陽音(きようね)」という小売業のお店を経営しています。

 

45年間、着物一筋の人生です。

そしてアイデアマンです。

 

バブルの波に乗っていたときは面白いように売れましたが、バブル崩壊と共に売上が下がり、どうしたらいいか悩みました。

その頃は着物は嫁入り用として買う人がほとんどでしたが、目出度い縁起物を創れば売れるのではないかと考え、「えんぎあん」ブランドを創り、鯨が勢いよく潮を吹き上げている文様を考案しました。

 

十二支を文字って「自由にし」と名付け、根幸(猫)・増(象)・才(犀)・来温(獅子)・幸盛(蝙蝠)・楽多(駱駝)・喜常(狐)・大神(狼)・久慈良(鯨)・富”多(豚)・楽幸(海獺)・喜利運(麒麟)の「十二支」の文様を創作しました。

 

羽織裏 自由にして招福最高
羽織裏 自由にして招福最高

蝙蝠、狐、狼、豚など、嫌われていそうな動物をわざと使い、良いイメージの当て字に変えて、縁起物にして行ったのです。

 

毎年元旦に、國領さんから「自由にし」を書いた年賀状が届きます。毎年年末に二ヶ月もかけて、千数百枚も手書きで書いています。

毎年どんな十二支が届くのか楽しみです。

 

国領さんの志は、人間だけの着物を通して日本文化の智恵を後世に伝えていくことで、日本を豊かな国にすることです。

 

羽織裏 大幸運(大根)で有難い(蟻が鯛)
羽織裏 大幸運(大根)で有難い(蟻が鯛)
2014年の年賀状 一枚一枚手書き
2014年の年賀状 一枚一枚手書き
招福波涛くじら うめ田
招福波涛くじら うめ田


【プロフィール】

國領満男(こくりょう・みつお)

1951年、滋賀県愛知郡湖東町平柳(現東近江市平柳町)生まれ。

燃料商を営む商人の4人兄弟の末っ子。甘えん坊で弱虫だったため木材加工業の叔父のところで小学校から中学校時代はアルバイト。

1967年、近江商人を数多く輩出した滋賀県立八幡商業高校へ入学。卒業前に佐渡島徒歩旅行を友人3人と計画し、滋賀県から新潟県の直江津までを歩いて行く。

1970年、同校卒業後、京都西陣の産地問屋に住み込みで入社。約10年間勤務。

1979年、自信をなくして同社退社後、一人で開業できる風呂釜掃除業を経験。

そこで出会ったお客様の一人が帯の要望があり、それをきっかけに徐々に元の仕事に戻る。

1980年、帯地卸売業「帯のこくりょう」を京都市右京区で個人創業。

1989年、京都市中京区に移転し、有限会社「帯のこくりょう」に法人化。

1993年、オリジナルブランド「喜物創 えんぎあん」を始めて、縁起の良い意味のある着物の創作を開始。

NHK大河ドラマなどの舞台衣装の一部も製作。

20092月、メキキの会入会。

同年11月、滋賀県大津市で小売り店「きもの喜陽音」オープン。

201310月、関西方面のみやこメキキの会世話人代表。

 

 

 

2014年初出勤の日に社員と玄関先で
2014年初出勤の日に社員と玄関先で
2013年6月の展示会
2013年6月の展示会


楽しいこと増える
楽しいこと増える
見る増聞く増ピンク
見る増聞く増ピンク
繁栄する新じゅうにし(紫)
繁栄する新じゅうにし(紫)
招福くじら
招福くじら

ひらめきつねにあり
ひらめきつねにあり
ハッピーDE幸せ・K
ハッピーDE幸せ・K
自由にして花が咲く(クリーム)
自由にして花が咲く(クリーム)
幸せ大神しめる(ピンク)
幸せ大神しめる(ピンク)
夢運倍付富
夢運倍付富

(2014年2月現在の情報です)